2026年8月18日火曜日

FIREコミュニティを2年運営して分かった、向く人と向かない人


FIREや投資のコミュニティに興味はある。でも、怪しい営業をされないか、資産額で比べられないか、入っただけで高額な商品を勧められないか不安になる。

その警戒心は、持っていていいと思います。コミュニティは、人と情報が集まる場所であると同時に、お金や個人の悩みを扱う場所でもあります。入会前に雰囲気と運営方針を確認しなければ、自由になるための場所が新しいストレスになることがあります。

この記事では、FIREコミュニティのメリットとデメリット、怪しい場所の見分け方、僕が運営するワクワクFIREコミュニティで重視していることを、良い面だけに偏らないように整理します。

FIREコミュニティは、何をする場所か

FIREコミュニティは、投資の答えを配る学校とは限りません。資産形成、仕事、家族、自由時間、FIRE後の生活について、参加者が経験や考えを共有する場所です。

会社の同僚には話しにくい資産形成の悩みや、FIRE後の孤独、仕事を辞める怖さを、同じテーマに関心のある人と話せる。これが基本的な価値です。銘柄の正解を教えてもらう場所だと思って入ると、期待と現実がずれるでしょう。

怪しいコミュニティを避けるチェックポイント

入会前に、実績の派手さより「何を約束しているか」を確認してください。次のような説明が多い場合は、慎重になったほうがいいでしょう。

  • 入会すれば必ず儲かる、すぐFIREできると断言する
  • 特定の商品や銘柄を買うことを強く求める
  • 不安を煽って、高額講座や案件へ誘導する
  • 資産額や収入が少ない人を努力不足と扱う
  • 退会方法、料金、禁止事項が分かりにくい
  • メンバー間の営業や別サービスへの勧誘を放置する

運営者本人が勧誘していなくても、メンバーの営業を見て見ぬふりしているなら、安心できる場所とは言いにくい。ルールの有無だけでなく、違反時に運営が対応するかも確認したいところです。

コミュニティに入る6つのメリット

1. お金の話を、前提から説明せずに話せる

資産額や生活費の話は、普通の友人関係では自慢や比較に聞こえることがあります。FIREに関心がある人同士なら、なぜ資産形成をしているのか、何が不安なのかという背景を共有しやすくなります。

2. FIRE達成後のリアルを聞ける

成功談だけでなく、暇になった、資産が減って怖い、人との会話が減った、家族と温度差がある、思ったよりお金を使えないといった話を聞けます。達成方法と同じくらい、達成後に起きることを知るのは大切です。

3. 自分以外の選択肢を知れる

完全FIREしか考えていなかった人がサイドFIREを知る。資産額だけを増やそうとしていた人が、支出の満足度を考える。会社員を続けながら自由度を上げる方法を知る。経験の違う人との会話は、考え方の幅を広げます。

4. 暴落や失敗を一人で抱え込まなくていい

資産が大きく下がった日に、SNSの悲観論だけを見ると判断が極端になることがあります。コミュニティに正解があるわけではありませんが、「自分だけが怖がっているわけではない」と確認できるだけでも、落ち着きを取り戻せる場合があります。

5. 長い資産形成を続けやすい

投資や節約は、短距離走ではありません。仕事が忙しい、家族の事情が変わる、目標に疑問を持つ。そんな時期に、戻ってこられる場所があると、計画を完全に捨てずに済みます。

6. FIRE後の居場所を先に作れる

会社は、仕事をする場所であると同時に、人と会う場所でもあります。FIREで会社を離れると、自由は増えますが、所属先は自動的に用意されません。仕事以外の人間関係を持つことは、FIRE後の孤独への備えになります。

デメリットも、入会前に知っておく

有料なら会費がかかります。交流を求めていない人には、参加費が無駄に感じられるかもしれません。入っただけで資産が増えるわけでも、行動が変わるわけでもありません。

人間関係が合わない可能性もあります。投稿が多すぎて追えない、成功報告を見て焦る、投資の話ばかりで疲れる。自分のペースや価値観と合うかを確認する必要があります。

特に注意したいのは、コミュニティが新しい義務になることです。未読を全部読む、毎日発言する、イベントに必ず出る。自由になるための場所で、別のノルマを抱えないようにしてください。

ワクワクFIREコミュニティで大切にしていること

僕が運営する場所では、特定の金融商品や銘柄を推奨することを目的にしていません。資産配分、投資方針、過去の経験、失敗談を共有しますが、メンバーの意見は個人の考えです。入れば儲かる場所ではありません。

営業、金融商品や投資案件への勧誘、宗教やネットワークビジネスへの誘導、他コミュニティへの無断勧誘を禁止しています。資産額によるマウンティングも認めません。顔出し、本名、資産公開も必要ありません。

投資の話だけでなく、FIRE後の過ごし方、家族、仕事、趣味、挑戦についても話します。真面目な相談の日もあれば、ゲームや食事の話でふざける日もある。資産形成を続けながら、人生そのものを考えられる場所にしたいと思っています。

向いている人と、向いていない人

向いているのは、FIREやサイドFIREを考えている人、一人で資産形成を続けることに疲れた人、お金や仕事の話を本音で話したい人、FIRE後の生活も考えたい人です。資産額や投資経験は問いません。

反対に、他人へ営業したい人、資産額を誇示したい人、運営者に唯一の正解を教えてほしい人、入会だけで人生を変えてほしい人には向きません。

入る前に、参加人数や投稿の頻度、料金、退会方法、禁止事項、運営者の対応方針を確認してください。合わない場所を早めに離れることも、自由を守るための判断です。

入会前に、無料の範囲で試せること

入会を決める前に、紹介ページや公開発信を読み、運営者が失敗やデメリットを説明しているかを確認します。料金だけでなく、退会方法、個人情報の扱い、投稿の雰囲気、勧誘禁止の範囲も見ておきます。

可能なら、次の質問に自分で答えてから参加してください。

  1. 自分は情報が欲しいのか、会話相手が欲しいのか
  2. 毎日参加できない月でも、会費を負担に感じないか
  3. 他人の成功や資産額を見ても、比較しすぎずにいられるか
  4. 運営者の考え方と、自分の投資・働き方の価値観は近いか
  5. 合わなかったときに、退会や距離を置く判断ができるか

コミュニティは、使い方によって価値が変わります。読むだけでもよい場所なのか、発言やイベント参加を期待されるのか。自分の生活リズムに合うかを、入会前に確認することが大切です。

良い場所でも、合わなければ離れていい

運営が誠実で、ルールが整っているコミュニティでも、参加者との相性や投稿量が自分に合わないことはあります。合わないことは、運営者や自分の失敗を意味しません。

FIREは選択肢を増やすための考え方です。コミュニティについても、入る、休む、退会する、別の場所を探すという選択肢を持ち、自分の時間とお金を守ってください。

コミュニティで得たいものを、数字に置き換えてみる

会費が月額制なら、「何を得られれば納得できるか」を事前に決めておくと、他人の成果と比較しにくくなります。例えば、月に一度本音を話せる、資産形成の考えを整理できる、FIRE達成後の生活例を知れる、挑戦を報告する場所ができる、などです。

逆に、投資の利益を保証してほしい、短期間で資産を増やしたい、運営者に売買判断を任せたいという期待なら、コミュニティでは解決できません。金融商品の選択や資産配分は、手数料やリスクを自分で確認し、必要に応じて資格のある専門家へ相談してください。

参加の目的を現実的に設定すると、会話や学びの小さな変化を価値として受け取りやすくなります。大きな成果が出ない月に、退会を急ぐのか、使い方を変えるのかも判断しやすくなります。

まとめ:コミュニティは魔法ではなく、行動のきっかけ

FIREコミュニティに入れば、人生が自動的に変わるわけではありません。投資の判断は自分で行い、家計も働き方も自分で決める必要があります。

ただ、悩みを言葉にし、経験者の失敗を聞き、違う選択肢を知り、誰かの挑戦を見守ることは、次の行動のきっかけになります。FIREは一人でも目指せますが、一人だけで悩み続ける必要はありません。

入会を検討するなら、実績の大きさではなく、約束していること、禁止していること、参加者のペースを尊重しているかを見てください。自分に合う場所を、自分の判断で選ぶことが大切です。

コミュニティを選ぶときの比較表

確認項目見るポイント
目的投資情報なのか、交流なのか、FIRE後の相談なのか
料金参加しない月でも無理なく払えるか、退会方法が明確か
安全営業・勧誘・マウンティングへの対応が明記されているか
活動量投稿やイベントが、自分の生活ペースに合うか
運営者成功だけでなく失敗や限界も説明しているか

比較して合わない点が見つかるのは、悪いことではありません。選ばない判断も含めて、自分の時間とお金を守るための情報になります。

参考にした公開note:FIREコミュニティを2年運営して分かった、向く人と向かない人

FIRE批判を読んだ6年目の僕が、納得したことと違和感


「FIREは悪なのか、善なのか」という議論を、SNSで見かけることがあります。働ける年齢で会社を辞めるのは社会からの逃げなのか、働いていない人は社会に貢献していないのか。単純に白黒をつけにくいテーマです。

僕の結論は、FIREは使い方によって善にも悪にもなり得るが、自分と家族の時間を取り戻し、別の形で社会と関わるFIREには価値がある、というものです。FIREを無条件に礼賛する記事ではありません。批判される理由も含めて考えます。

FIREが「ずるい」と見える気持ちは分かる

毎日満員電車に乗り、週5日働き、家に帰る頃には体力が残っていない。住宅費や教育費、老後の不安があり、簡単には仕事を辞められない。そんな状況で、平日の昼に散歩しているFIRE達成者を見れば、「なぜ自分だけ働き続けるのか」と感じるのは自然です。

FIREを目指す人は、働く能力や経験があるのに、生活費のための労働から降りようとします。人手不足の社会では、「その力を社会に使ってほしい」と思う人もいるでしょう。この不公平感を、単なる嫉妬と片付けるべきではありません。

ただし、批判の矛先はFIREした個人だけでなく、「働き続けなければ生きられない仕組み」への疲れから生まれている場合もあります。FIREは、今の働き方は本当に持続可能なのかという問いを、静かに表に出す存在でもあります。

FIREの本質は、働かないことではなく選べること

FIREを、二度と働かない生き方だと考えると議論が硬くなります。実際には、完全に仕事を辞める人もいれば、週に数日働く人、好きな事業をする人、子育てや介護に時間を使う人もいます。

本質は、嫌な仕事を辞められる、働く量を減らせる、収入が不安定でも挑戦できる、生活費のために理不尽を我慢し続けなくてよいという選択肢です。会社員という形から降りても、社会から消えるわけではありません。

しばらく休むことも、これまで働きすぎた人には必要な回復です。休んだ後に発信、開業、学び直し、子育てなどへ進む人もいる。労働市場にフルタイムで参加し続けることだけが、価値の証明ではありません。

FIRE後も、社会との関わりは残る

FIRE達成者の税金や社会への貢献は、個人の所得、資産、消費、住む地域によって異なります。「FIREした人は税金を払わない」と一括りにするのも、「FIREした人は必ず社会に大きく貢献する」と言い切るのも正確ではありません。

ただ、社会参加の形が給与労働だけではないことは確かです。投資を通じて企業に資本を提供する、平日の空いている時間に地域の店を利用する、家族の育児や介護を担う、創作や情報発信をする。人によっては地域活動や小さな事業を始めることもあります。

これらが常に社会全体にプラスになると断言するのではなく、会社員という一つの役割から、投資家、消費者、生活者、家族のケアを担う人へ役割が広がる可能性がある、と捉えたいと思います。

通勤と消費のピークを分散できるという見方

FIREやサイドFIREをすると、満員電車に乗る時間や、土日の混雑に合わせて行動する必要が減ります。平日のピークを避けて移動できるため、通勤ラッシュの人数を少し減らし、店を平日の昼に利用することもできます。

これは一人ひとりでは小さな変化ですし、FIREが混雑問題を解決するとまでは言えません。それでも、全員が同じ時間に移動し、同じ日に消費するしかない社会以外の選択肢を示す意味はあります。

会社に通う必要がなくなれば、地方へ移住し、都市部で得たお金を地域で使う人もいます。移住先で地域のルールを尊重し、地域活動や仕事に関わるなら、人口やお金の集中を少し分散させる可能性もあります。

節約は「消費しない」ではなく、価値を選ぶこと

FIREを目指す人は、見栄や不安からの支出を減らします。そのため、経済に悪い、消費を冷やすと言われることがあります。

しかし、節約はすべての消費を止めることではありません。家族との食事、健康、旅行、学び、趣味、子どもの経験、創作活動など、自分にとって価値のあるものへお金を使うために、満足度の低い支出を減らすこともできます。

不安や見栄に押されて買うより、自分の価値観を確認して使うほうが、生活者としては健全です。FIRE後にお金を使えなくなる問題はありますが、節約と消費は対立するものではありません。

子育てや家族のケアに使える時間は、社会の土台になる

僕は1歳の子どもを育てています。平日に公園へ行く、送迎をする、体調不良のときにそばにいる。こうした時間は、会社から見れば生産性のある労働ではないかもしれませんが、家庭にとっては必要な役割です。

働きながら育児を続ける人の努力は本当に大きいです。その負担が重すぎるからこそ、FIREやサイドFIREで親の時間と心に余裕を作れることには意味があります。子どもとの時間は期間限定で、忙しいから「あとでね」と言っているうちに、その時期が過ぎてしまいます。

介護や家族のケアも同じです。見えにくいけれど誰かが担わなければならない仕事に、資産で作った時間を使う。これを「働いていないから貢献していない」とだけ評価するのは、社会への貢献を狭く見すぎています。

ただし、悪いFIREもある

ここまでFIREの可能性を書きましたが、どんなFIREでも良いわけではありません。

  • 家族に極端な節約を押しつけ、合意を無視する
  • FIREできない人を努力不足だと見下す
  • 資産を減らさないことだけを目的に、社会との接点を断つ
  • 不安を煽って金融商品や高額講座を売る

FIREは幸せになるための手段です。家族を不幸にしてまで達成するなら、目的と手段が逆転しています。資産額を理由に他人を下に見るなら、自由ではなく別の優越感に縛られています。

特に、「この商品を買えば必ず自由になれる」「FIREしないと人生が終わる」と不安を利用する発信には注意が必要です。人を選べるようにする考え方を、人からお金を取る道具へ変えてはいけません。

FIREを一つの正解から、選択肢の設計へ戻す

完全FIREだけがFIREではありません。資産があれば、理不尽な仕事に対して「最悪、辞めてもすぐには死なない」と思える。その心理的な余裕だけでも、人生を守る力になります。

働いてもいい、働かなくてもいい、少しだけ働いてもいい。地方や海外で暮らしてもいい。お金にならない活動をしてもいい。人生のハンドルを会社から自分へ戻すことが、FIREの本質です。

FIREを評価するときに、見落としたくない条件

FIREを善悪で判断する前に、少なくとも次の3点を確認したいと思います。

  1. 家族との合意があるか。一人の自由のために、家族へ一方的な節約や負担を押しつけていないか。
  2. 生活が持続可能か。資産、支出、収入、健康を現実的に見て、必要なら計画を変えられるか。
  3. 時間をどう使うかがあるか。休む、育てる、作る、学ぶ、地域に関わるなど、資産で得た時間の行き先を持っているか。

この条件を満たしていても、FIREが社会に与える影響を一つの数字で測ることはできません。反対に、条件を満たさないFIREなら、資産額が大きくても本人や家族を苦しめます。善悪より先に、時間とお金の使い方を具体的に見るべきです。

働く人とFIREする人を対立させない

FIREを選ばない人が劣っているわけでも、FIREした人が上位にいるわけでもありません。仕事が好きな人、家族のために働き続ける人、資産を作りながら会社に残る人、早く働き方を変える人。それぞれの事情があります。

必要なのは、FIREできる人が働いている人を見下さないことと、働いている人がFIREを選ぶ人を怠け者と決めつけないことです。異なる選択肢があると分かれば、週5日フルタイム以外の働き方も、より現実的に考えられます。

社会の負担を、別の人へ押しつけないFIRE

FIREで時間を得たからといって、家族や地域の誰かに負担を押しつけてよいわけではありません。働く人がいるからこそ生活が成り立つ部分を理解し、自分が担える家事、育児、介護、地域の役割を引き受ける。自由と責任は切り離せません。

また、投資や消費で社会に関わるとしても、それだけで十分だと決めつけず、自分の生活が誰の支えで成り立っているかを考える。FIREの善さは、働かないことを正当化する言葉ではなく、得た時間をどのように使うかで初めて表れます。

まとめ:FIREの善悪は、時間の使い方で決まる

FIREは、日本を必ず良くする魔法でも、社会に必ず悪影響を与える思想でもありません。税金、投資、消費、通勤、子育て、地域との関わり方は、人によって違います。

それでも、自分と家族の時間を取り戻し、無理のない形で働き、育児や介護、創作、地域、投資を通じて社会と関わるFIREには、十分な価値があります。逆に、家族を犠牲にし、人を見下し、不安を煽って稼ぐFIREは、僕も支持しません。

FIREは、働くことを否定する考えではなく、働き方を選べるようにする考えです。働いている人への感謝と、自分の人生を大切にする気持ちは両立します。あなたはFIREを善だと思うか、悪だと思うか。まずは、自分にとっての「良い時間の使い方」から考えてみてください。

参考にした公開note:FIREは悪か、善か?

2024年4月1日月曜日

【金持ちのずるい技!?】住民税非課税世帯とは?分かりやすく一から全部解説



やあやあみなさん!

今回は、実は若くてもお金持ちでも使えてしまう老後最強の『住民税非課税世帯』とは?

一から全部徹底解説!

そしてぶった斬る!

というテーマでいきます。

つい先日、2024年3月30日に、Yahoo!ニュースで出たとあるニュースがけっこう注目を集めた。

記事のタイトルは、


あえて「住民税非課税世帯」を目指す、年収1000万円超だった大手メーカー社員が定年後に選択した老後の生計


こんなタイトル。

なんだかもう香ばしいなぁ。

要するに、元々年収1000万円あって資産も6000万円ある男性が、公的年金控除やNISAなどによる利益が所得に反映されないことを上手く活かし、

普通に暮らせるどころか一般家庭よりよっぽど資産はあるのに色々優遇される住民税非課税世帯になるということ。


もっとハッキリ言ってしまうと


資産額を見ると世間では「強者」側なのに

あえて「弱者」側に入って

弱者のためのメリットを享受するということ。

端的に言うとめちゃくちゃ悪く聞こえるな。

ニュースで取り上げられたこの人はほんの一例で、たとえ何億円持っていようと、現在の収入が少なければ、高齢者じゃなくても20代でも30代でも住民税非課税世帯になれちゃう。

住民税非課税世帯のメリットを一部挙げると、名称の通り住民税は非課税になるし、たとえば、リタイア後は全額を自分で払う必要がある国民健康保険料が最大7割減額されたり高額療養費の上限額も3万5400円になる。

とにかく他にもメリット盛り盛りで、ヤバイ。

記事の通り元々年収1000万円の人が入れるんやし、失業して無職になる場合も考慮すると、「我が家は収入高いから関係ない」と知らないままではもったいない!


ということで今回の動画では、

そもそも住民税非課税世帯とは何なのか?

どのくらいお得なのか?

デメリットはないのか?

といったことをきっちり話していくので、お金の知識を得るためにもしっかり学んでおこう。

僕自身もね、サイドFIREという自由な生き方をしていること、そして親が還暦を迎えたということからも住民税非課税世帯についてはちゃんと検討しないといけない段階に入っているしね。

ちなみに動画の後半では、このYahoo!ニュースに対する僕の個人的なほとばしるあついパトスも語りますので、学べるだけじゃなく、楽しくエンタメのようにも見てもらえればと思う。


それではいこうか!


※本記事はYouTubeで動画配信もしていますので、ぜひご確認ください。



住民税非課税世帯とは?そもそも住民税とは?

引用:マネーフォワードクラウド

住民税非課税世帯というのは、家族みんなが住民税を払わなくていい状態の家庭のこと。

住民税っていうのは、所得割と均等割の2つから成っていて、この2つを両方とも払わなくてOKな家庭を指す。

所得割ってのは、稼いだ金額に応じて決まる税金のことで、課税所得に対して都道府県民税が4%、区市町村民税が6%、合わせて10%かかるのが普通。


均等割は自治体によってバラバラだけど、だいたい区市町村民税が3,500円、都道府県民税が1,500円で、合わせて5,000円が基準やね。


つまり、これら所得割と均等割の2つが非課税、つまり税金が0円になってる家庭のことを、住民税非課税世帯って言われている。

肝となるのが、

「家族全員が住民税非課税であること」

誰か一人でも住民税を払っていると住民税非課税世帯にはならないので要注意。


住民税非課税世帯の条件とは?

引用:みんなのマネ活

住民税非課税世帯になれるのは、表の条件のどれかに当てはまる場合です。

生活保護を受けているか、

前年の合計所得金額が基準額以下

であれば住民税非課税になるんやけど、

自治体によって所得の基準額が違うから注意が必要。

ちなみに均等割りが課税されなかったら、ほぼ間違いなく所得割も課税されないから、所得割は気にしなくてもOK。

均等割りを見とけばよし。


きっちり金額を確認するためには、みなさんの自治体に確認してもらうしかないんやけど、大きくは変わらないので、基本的な目安を話していこう。


住民税非課税世帯の年収の目安はいくら?

引用:厚生労働省

住民税非課税世帯の目安は世帯構成と住んでいる地域の区分によって異なります。

地域の1級地や3級地は後で話すので、今は1級地で見ていこう。

単身世帯の場合は年収100万円。

夫婦二人の世帯で、世帯主が働き、配偶者が扶養に入る場合、年収156万円。

夫婦と子供1人の世帯では、扶養が2人になるので年収約206万円。

夫婦と子供2人の世帯では扶養が3人となり、年収約256万円。

65歳以上の場合は単身でもこの金額が増える。

つまり住民税非課税世帯になりやすくなる。


以上が住民税非課税世帯になるための目安の金額になる。


生活保護の条件とは?

引用:CASHRAL-MONEYコラム

生活保護になれば、一発で住民税非課税世帯になる。

生活保護制度を申請するには、4つの条件を満たす必要があります。

条件の内容は、以下の通りです。


①世帯収入が最低生活費である13万円を下回る

②家族や親戚などの身内から支援を受けられない

③病気やケガによって働けない

④物件や車などの資産を持っていない


すべての条件を満たす人のみが、生活保護を申し込みできます。

まあ生活保護はねえ、絶対に安易に取りに行くものじゃないんで。

最後の最後の最後の手段やね。


住民税非課税世帯の年齢構成

引用:LIMOくらしとお金の経済メディア

60、70、80歳代を足すと80%を超えるので、住民税非課税世帯はほぼ高齢者世帯と言っていい。

残りの10数%の若者はねぇ、働こうぜ!

ってサイドFIREしている僕が言うことじゃないか。

たぶんこの10数%の中には、資産たくさん築いて、NISAや特定口座・源泉徴収ありを選択して株式譲渡所得をたっぷり得ている人もいるやろね。

まあでもね、一部例外を除いて、ほぼ60歳以上の高齢者が住民税非課税世帯の多くを占めるということがデータからわかったね。

ちなみに『年金受給者の35%が住民税非課税世帯』と言われている。

これ、かなり割合的には多く感じる。

僕の両親も還暦を迎えたところなんで、両親のためにも、今僕が色々老後の知識を得ているところなんやけど、これから話す内容を実践すると、35%どころじゃないぐらい住民税非課税世帯が増えると思う。

その話はこの動画の後半で話していこう。


住民税非課税世帯の多くが60歳以上の高齢者ということが分かったので、今からは年金と住民税非課税世帯にフォーカスして話していこう。


住民税非課税の限界年金年収額

引用:マネーセンスカレッジ

こちらの表は、住民税非課税世帯になる年金上限額をまとめている。

年金は65歳から貰えるんやけど、繰り上げ需給で65歳未満で貰う場合も記載されている。

世帯主と配偶者によって、上限額が変わってくる。

ちなみに単身者は、配偶者の項目を見ればOK。

そして上限額は、年齢だけじゃなくて住んでる場所によっても変わる。


主に3つに大別され、ざっくり言うと、

1級地が都会、

2級地が都会と田舎の間、

3級地が田舎やね。


自分が住んでる地域がどこに該当するかは、Wikipediaの級地制度を見ればわかる。

リンクを貼っておきます。


ちなみに僕の両親が住んでいる実家は1級地でした。

なので、僕の両親を例にすると、

父親は年金211万円以下で、

母親は155万円以下なら

住民税非課税世帯に入れるってことやね。


さっきも話したけど、住民税非課税世帯になるためには、世帯全員が条件を満たしている必要があるので、夫婦の場合は両者共に年金受給額がこの表の上限額以下でなければならない。


ちなみに該当者が多いからか、この211万円が、年金211万円の壁と呼ばれている。

住民税非課税世帯になれるか否かの年金受給者向けの境界線ということやね。

あと年金211万円の壁と言われているからか勘違いされがちなんやけど夫婦の合計で211万円以下ではない。


僕の両親の例だと世帯主に該当する父親一人で211万円以下配偶者に該当する母親一人で155万円以下ならOK。

ねんきん定期便を見れば、自分がいくら年金を受給できるか分かるのでこの表と照らし合わせれば将来、住民税非課税世帯になれるか否かが分かる。


ちなみにもし条件を満たしていなくても住民税非課税世帯になれるためのテクニックというものが存在する。

次はその話をしていこう。

住民税非課税世帯になるためのテクニック


住民税非課税世帯になるためのテクニック①世帯分離する

みなさん、覚えていますか?

住民税非課税世帯になるためには、家族全員が住民税非課税にならないとダメということを。


たとえば老夫婦と息子の3人暮らしの場合、息子が社会人として立派に働いていると両親が住民税非課税世帯になれない。

いやまあ息子が立派に働いているのはええことなんやけどな。

このように、同居する家族に収入がある場合、年金生活をしている親などは住民税非課税世帯の恩恵を受けられない。


じゃあどうするか?

このような状況を打破するためには「世帯分離」しよう。

世帯分離とは、同じ屋根の下で生活している家族が住民票を分けて、別々の世帯として認められるようにすること。

もちろん生活は今まで通り一緒に続けることができて、住民票だけが分かれることになります。

この方法によって、親世帯の所得だけで住民税非課税世帯の判定がされるようになる。

よって、年金生活をしている親を別の世帯として住民税非課税世帯にすることが可能になる。

ただし世帯分離にはデメリットもあって、親が高齢で自力で手続きが難しい場合は代理で子供が諸手続きをすることになりますが、この場合「委任状」が必要となったり、手間暇がかかる。


また、親を勤務先の扶養に入れており、会社から扶養手当や家族手当をもらっている場合は世帯分離に伴って扶養から外れてしまうことがあるので事前に健康保険組合などに確認しておきましょう。


以上、世帯分離でした。


住民税非課税世帯になるためのテクニック②年金繰り上げ需給

引用:マネーセンスカレッジ

昭和37年4月1日以前に生まれた方は、年金を65歳でなく前倒しで受給する場合、前倒し1ヶ月あたり0.5%減額される。

たとえば60歳から受け取る場合は、5年間で合計30%の減額となります。

その結果、例えば年金給付額が300万円の場合、30%減ることで実際に受け取る金額は210万円に減る。

すると、年金の壁211万円以下となる。


このように繰り上げて受給することで、住民税非課税世帯に該当しやすくなります。

ちなみに昭和37年4月2日以降に生まれた方は、減額率が0.4%になるため、60ヶ月で24%減額されます。


この場合、300万円の年金受給者は、減額後に約228万円を受け取ります。

すると年金の壁211万円以下にならない。

じゃあいくらなら211万円以下となるかというと、年金受給額が大体277万円以下の人なら、60か月の繰り上げで211万円以下にできる。


ねんきん定期便見たら自分の年金受給額が分かるから、そこを確認して、277万円以下なら住民税非課税世帯になれる可能性があるということ!


いつから繰り上げ受給するのか、

それともシンプルに65歳から受給するのか、

はたまた70歳まで待って繰り下げ受給して貰える年金額を増やすのか

自分の貰える金額から検討することが重要。


でもどうやら、多くの人が繰り上げ受給を選択すると住民税非課税世帯に該当するらしいから、積極的に繰り上げ需給という選択肢を取るのは良さそうやね。


もちろん繰り上げ需給にもデメリットはあって、法改正が入って住民税非課税世帯から外れてしまった場合、ただ単に繰り上げ需給しただけの人になってしまう。


む、むなしい。


他にもね、高齢なのでたとえば配偶者が他界してしまったり、予期せぬ事態で住民税非課税世帯から外れることはあり得る。


年金の繰上げ受給を始めると、残念ながら途中で取り消すことはできない。

だから繰り上げ需給の判断は絶対に慎重にすること!

以上、年金繰り上げ需給でした。


住民税非課税世帯のメリット

ここからは、冒頭で少しだけ話したけど、住民税非課税世帯のメリットについて詳細に語っていこう。


住民税非課税世帯のメリット①保険料の減額

引用:税金・社会保障教育

住民税非課税世帯では、保険料が減額されるメリットがある。

特に「国民健康保険料」と「介護保険料」の減額は大きなポイントになっている。


国民健康保険料は、住んでいる地域によって減額される割合が違っていて、だいたい2割、5割、7割のいずれかの減額が一般的。

住民税非課税世帯に該当する場合は、7割減額に該当するケースが多い。


また、表を載せているけど、介護保険料も同様に減免になる場合があるけど、これも要件が自治体によって異なるから、自分が住んでいる自治体のホームページを確認したり、役場に相談するようにしましょう。

正直7割減額って凄まじいよな。


住民税非課税世帯のメリット②社会保障の減額

引用:厚生労働省

住民税非課税世帯になると、社会保障の負担もかなり軽くなる。

特に、高額療養費制度、高額介護サービス費、そして高額療養・高額介護合算療養費の3つの制度が大きく影響する。

まず、高額療養費制度というのは、1ヶ月の医療費が一定額を超えたら、その超えた分を戻してもらえる制度のこと。

69歳以下で住民税非課税の場合、高額療養費制度での自己負担の上限が3万5,400円に設定されているから、65歳以上で年収370万円未満の人が払う5万7,600円と比べると、2万円以上も差が出る。

さらに、年収が370万円から770万円の範囲の人と比べると、その差はもっと大きくなって

「80,100円+(医療費-267,000円)×1%」

という計算で上限が設定されるから、

最低でも約4万5,000円の差が出ることになる。

高齢者で医療費負担が大きくなった時に毎月2万円とか4万5千円以上差が出ると思うと、そうとう住民税非課税世帯って優遇されてるよなぁ。

引用:安心看護

次に、高額介護サービス費。

これは介護サービスを利用したときにかかる費用の一部を戻してもらえる制度。

住民税非課税世帯とそれ以外を比較した場合、最低でも上限額に約2万円の差が出る。

引用:厚生労働省

最後に、高額療養費と高額介護サービス費を合わせた年間の支払いが一定額を超えた場合に還付してもらえる、高額療養・高額介護合算療養費がある。

これも、69歳以下で住民税非課税かどうかで、年間の上限金額に26万円の差が出ることがある。

つまり、住民税非課税世帯ではもし医療費がかさむような事態があってもその負担が大幅に軽減されるから特に医療費が気になる年代の人にとってはめちゃくちゃありがたいサービスよな。


住民税非課税世帯のメリット③給付金が貰える

住民税非課税世帯はしばしば政府の給付金の支給対象にもなっている。

直近だと7万円の緊急支援給付金とか

プレミアム付商品券、

新型コロナウイルス感染拡大時の生活支援臨時給付金


個人的には給付金のばらまきは控えて欲しいが、住民税非課税世帯にとってはありがたいことよな。


住民税非課税世帯のメリット④NHK受信料の免除

NHK受信料は、住民税非課税世帯なら全額免除される!

だから、免除を受けたい人は自治体で証明をもらってNHKに送らなきゃ!


っていうのは半分本当で

半分うそです!


これよく聞くからNHKのサイトで調べてきました。


「放送受信料免除基準」では、生活保護を受けている世帯や、世帯構成員の全員が市町村民税非課税で、構成員のどなたかが障害者手帳などをお持ちの世帯は、全額免除になることなどが定められています。

引用:NHK

つまり障害者がいることが条件なので要注意。

住民税非課税世帯だけでは通りません。


住民税非課税世帯のメリット⑤教育費の減免を受けられる

3歳から5歳の子どもを対象とした幼児教育・保育の無償化があるんやけど、住民税非課税世帯だと、この恩恵が0歳から2歳の子どもにも広がり、利用料が無料になる。

大学や短期大学、高等専門学校、専門学校といった高等教育機関での学費、つまり授業料の減免や給付型奨学金、さらには入学金の支援を受けることもできる。


住民税非課税世帯のメリット⑥自治体ごとの特権

もうすでに盛りだくさんのメリットやけど、自治体ごとの特権もある。

たとえば我らが東京都には、「シルバーパス(敬老パス)」といって、70歳以上の都民を対象とした都営地下鉄や都バスをはじめとした各種バス、都電などが乗り放題となるパスがある。


このシルバーパスの値段は年間2万510円なんやけど、住民税非課税世帯は


なんと1000円になる。

1000円!?

さすがに安すぎんか!?


他にも、がん検診とか予防接種とか、自治体の施設利用料とか、色んなものが減額されたり無償化される。

ちょっと手厚すぎるよなぁ。


これらのメリットをフルに活用するためには、ちゃんとした手続きを踏むことが大切。わからないことがあったら、役所に聞いてみるのがええね。


住民税非課税世帯に関する注意点


住民税非課税世帯に関する注意点①自分からアクティブに確認すること

住民税非課税世帯になるといろんなメリットがあるけど、その恩恵を受けるためには自分から動かなきゃいけない。

何でもかんでも勝手にサービスしてくれるわけじゃないんで、住んでる市町村の役場に聞いてみよう。

そもそも自分や親が非課税対象かどうか知る必要もあるしな。

あと、年末調整や確定申告をまだしてない人は、住民税の申告をしておくこと。

これで、前年に収入が少なかったり、無収入だった人も住民税非課税証明書をもらえるようになる。


この証明書があれば、国民健康保険料の減免や保育園に入るときに役立つから必要な人は忘れずに手続きしておこう。


住民税非課税世帯に関する注意点②住民税非課税世帯から外れる可能性あり

年金の繰り上げ受給などによって住民税非課税世帯になるように調整してもインフレによる年金額の増加によって住民税非課税世帯の上限額を超える可能性がある。

限度額まである程度余裕がないと不測の事態が起こる可能性はある。


住民税非課税世帯に関する注意点③配偶者の収入

世帯主の年金収入を211万以下で住民税を0円にするならば、配偶者の収入に気をつける必要がある。

夫婦共働きは気を付けなあかんね。

具体的には、去年1年間の配偶者の合計所得が48万円以下であることが条件です。

要するに、妻が同一生計配偶者でなければいけません。


最後に!強者が住民税非課税世帯になることについて

本動画では、住民税非課税世帯とは?ということから、住民税非課税世帯の条件や条件を満たすためのテクニック、そしてメリットや注意点など幅広く話をしてきた。


そして最後に冒頭で話したYahoo!ニュースの経済的な強者が住民税非課税世帯になることについて僕の個人的な見解を話してこの記事を〆ようと思う。


まず住民税非課税世帯は、普通に条件に当てはまる人はできる限り活用すればいい。

堂々と恩恵を受けることは恥ずかしい事じゃない。

また、資産をたっぷり持ってる強者が住民税非課税世帯になること自体も反対じゃない。

法律に違反してるわけじゃないし、賢く立ち回って自分の資産を伸ばせばいいと思う。

ただし、今回のYahoo!ニュースの記事を見た人たちが、資産を持って住民税非課税世帯になることに対して憧れるとか、理想形とか、目標にしたいとかそういうことを言ってる人がたくさんいて、みんなマジで言ってんのか?とは思った。


住民税非課税世帯になるということは、恥じることではないけど誇らしく思うことでもないやろ!

住民税非課税世帯を目指すのは自由やけどそれをSNSという公の場で憧れるだなんだ言っちゃうのは一人の人間としてださいって!


憧れとする自分の最終到達点が住民税非課税世帯って冷静にヤバくない?

あくまで上手く制度を活用して賢く生きるための技の一つとして住民税非課税世帯という知識を持っておくことは大事だし、周りに経済的に苦しい人がいた時の手助けとしてこの知識を活用するべきで、初めから住民税非課税世帯を狙うのは違うでしょ。

特にある程度の資産を持ってるのに30代や40代からこんな低いところを目標にしてるのは、お金はあっても心は弱者。

負け犬のメンタルが染みついてしまってる。

人生逃げ切るにしても早すぎると言わざるを得ない。

そしてもう一点。

どうせ税制改正されるから。

以前から住民税非課税世帯は美味しいっていう話はあった。

それが今回のYahoo!ニュースのようにドンドン広まってきているので、近いうちに税制改正されると思う。


何でもそうやけど、美味しい儲け話や抜け道は広まったら塞がれるんで。

ってかある程度は塞がないとダメやわ。

住民税非課税世帯になれる条件がかなり厳しくなるか、

受けられる恩恵が減るか。

何らかの対策はくるんじゃないかなって感じてる。


もちろん税制改正されるか否か本当のところは誰にも分からないけどいつか税制改正される可能性も考えるとやはり住民税非課税世帯を自身の資産形成や人生のゴールにするのは間違っていると断言する。


最後にもう一度言うと、住民税非課税世帯を活用できる人は堂々と使えばいいよ。

ただしそれを公の場で自慢げに語るべきではないし、資産形成や人生のゴールにするべきじゃないだけで。


今回はここまで!


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2024年3月30日土曜日

【FIREやセミリタイアが失敗する理由と対処法】40代や50代の早期退職夫婦も安泰じゃない!


 まいど!ワクワクFIREのまるです!

今回は、サイドFIREを3年間経験した目線から、FIREやセミリタイアが失敗してしまうよくある理由とその対処法について話していこうと思います。

※本記事は、動画でも発信していますので、ぜひご確認ください。


僕はSNSを活用して、FIREやセミリタイアのリアルな情報を集めているんやけどFIRE失敗の理由って割とパターンが決まってるんよな。

だから、そのパターンを把握して対策しておけば、FIREした後で

「FIREなんてするんじゃなかった!!」

と思わなくて済む。

FIREの失敗は防げる。

それではFIREが失敗する理由と対処法を見ていこうか。


FIRE失敗①単純に資産不足

以前別の動画で紹介したんやけど、FIRE達成者の30%は3,000万円以下でFIREしてるらしい。

FIRE達成者の色々なアンケート結果について知りたい人は、こちらに動画のリンクがあるので観てみて下さい。


家持ってて家賃ゼロ円とか、夫婦のうち一人が正社員としてバリバリ働いているとかならまだしも、FIREするなら3,000万円はけっこうキツイ!

「仕事が辛いからお金が貯まっていないけどFIREしたい!」

という人もけっこう見るんよ。

けどお金が貯まっていない状態の退職は、経済的自立という条件を満たしていないので

FIREじゃなくて単なる早期退職になっちゃう!

サイドFIREなら5,000万円は欲しいね。

FIRE失敗の理由としては、単純に資産不足。

早期退職後も働くサイドFIREだとしても、資産3,000万円は少ないので、FIREという選択をとにかく焦らないことが大事。

さっき言ったけど、家持ってて家賃ゼロ円とか、夫婦のうち一人が正社員としてバリバリ働いているとか、生活が成り立つような根拠がある場合はOK。


FIRE失敗②資産の見積もりが甘い

「目標額の6,000万円貯まったので、FIREします!」という方、


ちょっと待てぃ!


当然だけど、資産運用で増やした売却益には20%ほど税金がかかる。

さらに言うと、僕みたいに仮想通貨で資産を築いた人なんか、仮想通貨は累進課税なので最悪半分くらい税金でもっていかれます。


「うわーい、仮想通貨で億り人ー!FIRE!FIRE!」

ってはしゃいでいたら


「税金、ご、ご、ごせんま?ごごごごせんまんえん!?」


となって、全然お金足らなかった。

みたいなことにならないように。

もちろん税金だけじゃなくて、

子供は一人だけと思っていたら双子ちゃんが産まれてきてくれたりとか、逆に親の介護が大きな負担になったりとか予期せぬ出費があったりする。

対処法としては、生活防衛資金は人によって異なると思うんやけど+100万円ぐらいは多めに持っておきたいよな。

資産の見積もりが甘いと、FIREは失敗します。


FIRE失敗③家族の同意が無い


身勝手なFIREは身を滅ぼします。

もうね、家族から反対されているのに強引にFIREするのはダメでしょ。

家庭がギスギスして壊れちゃいます。

FIREして家族との時間がたくさん確保できると思っていたら、その家族が無くなっちゃったっていう事態に陥らないように、家族の合意を得ることは必ず必要です。

とは言うものの、FIREという生き方は世間では理解が得られず反対されることが多いです。

僕の場合は、会社を早期退職してもサイドFIREとして働くということをしっかり伝えていました。

そもそも30歳の時点で6,000万円貯めていた実績があったので、妻はもちろん、妻の両親にも反対されることは一切ありませんでした。

みなさんも、

「なぜFIREしたいのか」

「FIREしてもちゃんと生活できていける根拠」

こういったことを堂々と話すことをおすすめします。

なんかね、色んな人のFIRE観を見ていると、パートナーの合意は得られてもお互いの両親にはFIREを隠しているって人もいるんよ。

でもFIREすることを隠しているとやましい気持ちになって、精神的にきつくなると思う。

それに悪い事じゃないのに、隠していることがバレた時のリスクなどを考えると、

絶対に正直に言った方がいい。


FIRE失敗④夫婦仲が悪い


ちょっと前にね、コロナ離婚、流行りましたよね?

お互いに家にいる時間が増えて、パートナーの嫌なところが目に付くようになった。

という人が多かったらしい。

FIREも当然お家時間が増えるんやけど、夫婦仲が悪かったら地獄やで!

夫婦仲が悪いとね、FIREしてからますます仲が悪くなって最悪離婚!

ものの見事にFIRE失敗。となりかねない。

正直ね、夫婦仲が悪くなってしまった後に改善するのって凄く難しいと思う。

だからもし夫婦仲が悪いけどFIREしたいって方はね、寝室を分けられるとまだましやと思う。

うちはめちゃくちゃ夫婦仲がええんやけど、それでも寝室は別々にしてる。

寝室が別々なのは、我が家の夫婦仲が良い秘訣の一つ。

僕と妻の寝る時間と起きる時間が全然違うから寝室を分けてるんやけど、寝室を別々にすると時間の違いによるストレスが無くなる。

さらに一人だけの時間が確保できるのもグッド!

とある調査では、94%の人が「一人時間が必要」という結果が出ているらしい。

寝室を分けて一人時間を確保することで、家の中でストレスが溜まりにくくなるから、夫婦仲も自ずと良くなるということ。

夫婦仲が悪いけどFIREしたいという人はぜひ試してみて!


FIRE失敗⑤メンタルが弱い


僕は資産額よりもお金に対するメンタルの強さの方が、FIREにとって重要だと思っている。

FIREは基本的に資産運用で生活費を賄っていくけど、株価の暴落はそのうち絶対にやってくる。

その時に資産が右肩下がりでドンドン減っていくストレスに耐えられない人は、まずハゲちゃうと思う。つるっぱげやね。

逆にお金に対するメンタルが強い人は「最悪また働くか」って思えるので、暴落中でも動じない。

お金に対してストレスを感じるのは、FIREの経済的自立という条件を満たしておらず、逆にお金に縛られてしまっている。

じゃあメンタルが弱い人はどうすればいいのかというと、人よりも資産を多く築いてからFIREすること。

もしくは早期退職後にサイドFIREとして働く時間を増やすこと。

メンタルが弱い人は、他の人よりもお金に対する余裕をみておかないと、長くFIREライフを送るのはきついと思う。


FIRE失敗⑥やりたいことがない


これは過去の僕やね。

サイドFIREして3年間、ゲームばっかりしてた。

人によってはゲーム三昧の生活が羨ましいって思うかもしれない。

でも僕はゲームは好きなんやけど、四六時中するほど好きではないんよ。

あの時は、特に他にやりたいことがないし、やりたいことを探そうともしていなかった。

何となくゲームをしてた。

すると3年間も経っていた。

さすがにまずいなと思って、YouTubeやブログで自分の情報を発信し始めたんやけど、

今めちゃくちゃ楽しい!

やっぱりね、やりたいことがないというのは人として不健全な状態やわ。

そしてやりたいことがないっていうのは、ただ自分にとって楽しいことを知らないだけ。

世の中やると楽しい事なんてゴロゴロ転がってる。

ただ自分が無知なだけ。行動していないだけ。

だからやりたいことがないという人は、とにかくネットで楽しい事を調べて行動すること。

これだけで、やりたいことがないなんて状況は抜け出せるから。

僕がそうだったもんな。


FIRE失敗⑦無茶な節約


暖房や冷房を我慢するような無茶な節約、やっていませんか?

ダイキンが、家庭の電力消費が最も多い冬本番に「エアコン暖房の節電に関する実態調査」をしたところ、エアコン暖房の使用を控えようと思うという人が約7割もいたんやって。

中にはお金が無くて苦しい人もいるやろうけど、もうね、FIRE民がこれは本当にやっちゃダメ。

こんな身を削るようなFIREライフを強いられるぐらいなら、あと数年プラスで働いてからFIREした方が良い。

無茶な節約をしないといけないような生活をしているようじゃ、近い将来にFIREライフは破綻する。

厳しすぎるリーンFIREはまさにFIRE失敗の典型例だと思う。


番外編:FIREで大失敗しないために


FIREが失敗する理由の多くは、やっぱりお金にあるんよ。

そこでこの動画の最後にね、FIREで大失敗しないための方法を一つだけ話しておこう。

それは、

自分を磨いておくこと!

大暴落に巻き込まれたり、予期せぬ痛い出費によって、いざFIRE卒業して働くってなった時に、何もしていないFIREライフを送っていると、もうまともに働けない。

フルタイム労働なんて無理無理!

さっきも話したけど、僕自身、サイドFIREして3年間ゲームばっかりしてた。

後悔まみれの3年間やね。

脳がドンドン劣化していくのを感じたし、やりがいの無い日々は人から活力を奪っていく。

堕落したFIREライフは体力的にも精神的にも能力的にも劣化待ったなし!

じゃあどうすればいいのか?

その対処法として、個人で稼げる実績を作ったり、興味のあるジャンルの勉強をすることをおすすめします。

僕ね、資産形成に成功した人がたまに言う「人生上がり」みたいな言葉があんまり好きじゃなくて。

人生に上がりがあるとすれば、それは天に召される時だけ。

生きている以上、何かやりがいをもったりチャレンジして生きる方が絶対に幸福だと僕は信じてる。

それにチャレンジし続けることで、体力的にも精神的にも能力的にも劣化せずに生きていける。

むしろ強くなれる。

そうすると、資産が足りなくなっていざ働かなければならない時に、自信をもって社会に戻っていけるんで。

それに個人で稼げる能力が十分に身に付いていれば、そもそもお金の心配をする必要が無くなる。

まさに備えあれば憂いなし。

自分を磨いておきましょう。


まとめ

ということで今回はここまで!

最後にまとめておきましょう。



FIRE失敗①単純に資産不足

 対策:FIREという選択を焦らない

FIRE失敗②資産の見積もりが甘い

 対策:税金を忘れず。生活防衛金+100万円用意

FIRE失敗③家族の同意が無い

 対策:実績や根拠を含めてちゃんと話す

FIRE失敗④夫婦仲が悪い

 対策:寝室は別々にする

FIRE失敗⑤メンタルが弱い

 対策:人より目標資産額を増やす

    orサイドFIREの労働時間を増やす

FIRE失敗⑥やりたいことがない

 対策:ネットで楽しい事を調べて行動するだけ

FIRE失敗⑦無茶な節約

 対策:数年プラスで働いてからFIREする


そしてFIREが大失敗して後悔しないためには、

自分を磨いておくことが大事


今回はここまで!


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FIREコミュニティを2年運営して分かった、向く人と向かない人

FIREや投資のコミュニティに興味はある。でも、怪しい営業をされないか、資産額で比べられないか、入っただけで高額な商品を勧められないか不安になる。 その警戒心は、持っていていいと思います。コミュニティは、人と情報が集まる場所であると同時に、お金や個人の悩みを扱う場所でもありま...